3分でわかる電話代行 サービス
システムでは以下のようなサービスが用意されています。
*口座バランスの確認(アクセス時の残高、前日までの残高)*口座間の資金移動*過去九○日以内のすべての取引記録表示*他口座(海外を含む)への振り込み手続き*振込先口座のグループ登録(給料支払いなどに利用)*小切手の現金化差し止めCBのビジネスオンライン口座「ビジネスアクセス」*公共料金などの支払い(支払先を登録しておけば、いちいち小切手を書かなくても、シティが支払いを代行してくれる)*セキュリティ化(複数がアクセスする際、アクセス可能な範囲を限定する)*取引記録のハードディスク、フロッピーなどへの落とし込み*インベストメント(投資先は保険機構で保証されたものに限定される)*ローン支払い*CBとのメッセージ交信これだけのことがオフィスからできるのですから、もう銀行に行く必要はありません。
CBは国際化を強く意識している銀行です。
たとえば日本のCBで口座を作ると、米国その他の国からの無料電話番号が用意されており、電話を使って24時間銀行取引が可能です。
また日本のシティが発行したキャッシュカードを米国シティのキャッシュディスペンサーに挿入すると、驚くことにすべてが日本語で表示されます。
このあたりのきめこまかさも評価に値するところです。
さて米国のCBに個人口座を持っている人にとって、ネットスケープを使って簡単にオンライン取引ができるのもまた大変便利なことです。
インターネットを経由するわけですから、それこそ世界中どこからでもアクセス可能なのです。
たとえば前述の海外からの電話によるサービスは、日本のシティのサービスであり、米国シティの口座の持ち主は利用できません。
しかし、インターネット経由で自分の口座にアクセスできるとなると、それこそ世界中どこにいても取引可能です。
ダイレクトアクセスで提供されているサービスも、ビジネスアクセスとほとんど同じと言えます。
ただ一つ異なるのはインベストというサービスで、保険で保証されないMCBの個人オンライン口座「ダイレクトアクセス」、CBのダイレクトアクセスチュアルファンドなど、金融商品の取引が行えるようになっている点です。
ネットスケープを使ってCBのホームページにアクセスすると、そこにダイレクトアクセスというアイコンがあります。
それをクリックして、ユーザー名やパスワードを打ち込むと、ダイレクトアクセス画面が表示されます。
使用されているグラフィックの量を選択できるようになっているので、xを選択して、データの取り込みを素早く行うことが可能です。
そうして表示される画面もほとんど銀行のキャッシュマシンと同じような操作感覚ですから、初めての人も迷わずにどんどん使うことができます。
これまでのように立派な支店を持つ必要がなくなると、銀行としては大きな経費削減が可能です。
これは今後、競争の激化が予想される銀行業界にとっては非常に大きな問題です。
でも考えてみると、これまで銀行の信用というのは、本店や支店の立派な建物によって支えられてきたようなところもあります。
それも見過ごせません。
またこのようにも考えられるでしょう。
オンラインでの作業に慣れた消費者は、ますます銀行に出向くことが面倒になってきます。
となると逆に、建物の立派さよりも、立地の良さが銀行にとっては重要になってきます。
いずれにしても、これまでの大きくて立派なビルをあちこちに持つ銀行のスタイルが時代遅れになってきているのです。
だいぶ前からここに焦点をあてて業界をリードしているような銀行が米国にはいくつか存在します。
CBもその一つであり、もう一つはサンフランシスコに本社をおくWFです。
この二つの米国の銀行は、次世代の銀行開発に向けて、実に興味深く、また面白い挑戦を行っています。
さてこうなってくると、銀行に行くという行為が本当に必要なくなってきます。
米国での生活で一番面倒で時間のかかる行為が銀行と郵便局です。
今後、銀行がオンラインになり、郵便局の代わりに宅配便を使うようになれば、わざわざそこまで出向かなくても用事が済むわけで、米国人一般にとっては大変にありがたいことです。
オンライン化が進んでも、全く銀行に行かなくなるということは考えられませんが、少なくてもこれまでのような頻度で銀行に行くことはなくなるでしょう。
ということは銀行の建物の大部分が無駄な存在になってきます。
もっともっと小さいスペースで事足りるようになるのです。
顧客が銀行にきてくれないのであれば、顧客のいるところに銀行を出す、というのがWFの考え方です。
前述したように、米国人にとって銀行に行くことは非常に嫌なことなのです。
なぜならば、銀行に行っても楽しくないし、またついでに何か用事を済ませるということもできないからです。
たとえば、ショッピングセンターなどでは一つの店で買い物をしてから、また別の店に入って必要なものを買うことができます。
このようにいろいろな用事を一つの場所ですませることができるというコンセプトをワンストップショッピングといいます。
ショッピングセンターはまさにワンストップショッピングを狙って作られたものです。
では、銀行にとってワンストップショッピングは可能でしょうか。
これまでのような立派なビルディング主義の銀行では不可能です。
そこで、WF銀行では考えました。
消費者が高頻度で集まるところに銀行があれば、ついでに銀行へ、ということが可能です。
高頻度で消費者が集まるところはどこか、それはスーパーマーケットです。
米国の消費者は平均して週に二・一回スーパーマーケットを訪れます。
そこに銀行支店を出店すれば、週に二回も銀行に立ち寄る機会ができるわけです。
そしてWFはそれを実行しました。
現在、同行ではカリフォルニア州内だけでも八○○ほどのスーパーマーケット内支店を展開しており、その一方で従来の支店の閉鎖を進めています。
一五年前の店舗数と比較すると、WFは現在営業している支店の総数を上回るほどの店舗を閉鎖してきたことになります。
それだけ激しい変化を志向してきた銀行ということが言えます。
米国においてこのような銀行は一般的にインストアバンク、あるいはインストアブランチと呼ばれます。
銀行がスーパーマーケット内部にインストアバンクを出店することには、これまでの銀行間競争では考えられなかったようないくつものメリットがあります。
そのもっとも大きなものは新規顧客の獲得でしょう。
銀行が利子や提供できるサービスで差別化することは非常に難しいことです。
ですからこれまで消費者が銀行を選ぶ際には、支店が立派で信頼できそう、自宅に近く行きやすいといったことが選択基準となってきました。
しかしスーパーマーケットに出店することで、そのスーパーマーケットの持つ顧客すべてを顧客にできる可能性が強まるのです。
しかもそのためのマーケティング経費もきわめて低く押さえられます。
スーパーマーケットの看板の横に銀行の名前を書き、小さなカウンターを設置して、人を配置すればそれで営業可能となります。
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